杉が住環境を変える: セミナーに参加して・・・。 [ミニトンカチ雑記帖]
っまいど、おおきに!歓迎光臨(いらっしゃいませ)、まつもっくりです!
二十四節気の一つ、「大寒」を迎え、いよいよ寒さも本格化して参りましたね!
みなさん、風邪などひかれてませんか?私はこの時期、学生だった頃に
「寒稽古」で、嵐山の桂川に浸かっておりました!
寒ければ寒いほど、燃えて来るんです!!!気合いだあ~!!!
それはともかく、先日「杉が住環境を変える」というセミナーに
参加して来ました。上の画像で、マイクを持っておられる方が、
川井 秀一先生という、京都大学生存圏研究所の所長でらっしゃいます。
川井先生によると、「杉」という木はとても不思議な木で、
大気の汚染物質である二酸化窒素(NO2)やオゾン(O3)などを
吸収・吸着するらしいのです。
↑↑↑ちょっと見えづらいですが、奈良の正倉院にも杉材が多くつかわれていて、
その校倉(あぜくら)造りの建屋内や唐櫃(からひつ)と呼ばれる収納箱の内部では、
温度や湿度が一定に保たれていて、そのために1,250年前の文化財が
良好に保存されたと考えられるそうなのです。
「スギって、すげえ~!!!」とひたすら感心するまつもっくりでした。
↑↑↑少し専門的になりますが、杉の内部で水が通るところ(導管)が、
表面に現れている面積が多いほど、有害物質NO2やO3を多く
吸収してくれるようです。導管の内部を通ると空気が浄化されるとの事。
・・・・・へえ~、スギってエライなあ!
スギといえば、「花粉症」のイメージが強かったので、
今回のセミナーでスギをちょっと見直しました。
↑↑↑上のグラフは、日本の「木材自給率18.4%」を表してます。
戦後たくさんスギを植林したわりに、それを使わず安い輸入材木を多く使用した結果、
スギ花粉が大量に飛散することになったようです。「花粉症」の原因ですね。
*******************************************************************
こういう研究結果が発表されて、ますます「スギ」の需要が増えるといいですね。
山の手入れが進み、山にとっても、地球環境にとってもいいようです。
「スギ」に限らず、「木」っていいですよね。ぬくもりがあるというか・・・。
まつもっくりは、「木」の持つ不思議な力に注目しています。
「癒し」というか「ぬくもり」というか・・・。
また、木に触れていると、脳梗塞等で手足が不自由になった方の治りが速くなる、
という研究をしておられる先生がいらっしゃるとも聞いています。
・・・そんな「木」の持つ不思議な力を今後も紹介できればと考えています!
今回はちょっと勉強のお話。以上、まつもっくりでした~!!!
昨日、信貴山に行って、杉の大木に手をあてて気をもらってきましたョ。
by pandada (2009-01-26 08:46)