司馬遼太郎著『菜の花の沖』ゆかりの地を訪ねて [ミニトンカチ雑記帖]
こんにちは!まつもっくりです。
いつもは手作り家具の制作状況を載せているのですが、
今回は少しばかり脇へそれてみます。
さて先日の日曜日、急に自由な時間が取れたため
「JRふれあいハイキング」に参加しました。
私の好きな作家の一人、司馬遼太郎の書いた『菜の花の沖』
ゆかりの地を訪ねて歩くというコースのハイキングでした。
午前10時にJR神戸駅に集合すると、100名近くの参加者がいて
ビックリ!関心の高さに驚きました。
「菜の花ロード」のレンガブロックに
埋め込まれている帆船のシンボルマークです。
『菜の花の沖』の主人公、高田屋嘉兵衛は江戸時代に
廻船問屋を営んでいた商売人。
蝦夷地(北海道)経営開拓の先駆者として、幕府にも重用されます。
その後一時的にロシアに連行されるという数奇な運命をたどります。
同じ商売人として、その行き様に強く引かれるものがあり、
今回のツアーに参加しました。
上:「高田屋嘉兵衛本店の地記念碑」
下:「横溝正史生誕の地記念碑」の表示看板もあります。
当日も神戸の地は風が強く、嘉兵衛の生きた時代も
船が進むためにはこんな風に強かったんだろうなあと思いました。
菜の花ロードにある「高田屋嘉兵衛本店の地」碑
そして、高田屋嘉兵衛が本店を置いたと言われる所に石碑が建ってます。
またその附近の神社には嘉兵衛が献上したといわれる灯篭が
現存しています。
写真右:現存する「献上灯篭」
写真左:「献上灯篭についての説明看板」。嘉兵衛の似顔絵も。
江戸時代は、神戸・西宮近辺は船が数多く往来していたようですね。
とにかく風がきつく、寒かったです。参加者のみなさんも
震えながら歩いていました。
ところで、神戸にも大仏があるのご存知でした?
コースの最後に「神戸大仏」jを見学して終了。
江戸時代に思いを馳せる、とても有意義な時間でした。
「神戸大仏」:う~ん、いい顔!
ま、今日はこんなところで。ちょっと寄り道してみました。
歴史に興味のない人、ゴメンナサイね。
以上、まつもっくりでした!
お疲れ様でした^^
僕も一緒に散策した気持ちになりました
神戸にはよく行くのですが
神戸大仏は始めて知りました
by RangerMaeda (2007-03-21 20:21)
★Rangerさん
いやあ、すいません。
時々フラフラと出歩くのが好きなもので。
ただ、Rangerさんみたいに
感動的・躍動的に写真が撮れないのが残念。
まだまだ修行が足りませんわ。
by まつもっくり (2007-03-21 22:11)
神戸大仏初耳です!嫁も大仏の存在を知りませんでした。
嫁の実家が神戸なのでチョクチョクいくのですが・・・
ほとんどが三宮や元町近辺です。
by masateru (2007-03-21 22:22)
神戸に大仏があったのですねぇ
初めて知りました
by おとやん (2007-03-22 18:03)
★masateruさん
★おとやんさん
そうでしょ?僕も知りませんでした。
あんまり宣伝してないからかなあ・・・。
JR兵庫駅の南200mくらいでしょうか?
ナントカというお寺の中にあります。
(大きいので道路からでも十分見えます。)
そのお寺には他にも、幕末の「堺事件」で
切腹させられたナントカという方のお墓も
ありました。あやふやでスンマセン!
by まつもっくり (2007-03-23 21:48)
こんにちは。
神戸にこんな史蹟があったとは!
貴重な情報ありがとうございます。
上質な歴史小説を読むと、その舞台を訪ねてみたくなりますよね。
横溝正史生誕の地も興味ひかれました。
次の旅行は神戸にしようかな。^^
by biblio (2007-03-28 18:22)
★biblioさん
ご覧いただき、ありがとうございます!
そうなんです。わたしもたまたま目にした
ウォーキング案内で知りました。
高田屋嘉兵衛の史蹟については、
作品の中にはほとんど触れられていなかった
ので、「こんなところにあったのか!」と発見気分でした。
小説の舞台を訪ねる旅ってのも一興ですよね!
by まつもっくり (2007-03-28 21:41)