出張木工体験~老人ホーム「musubi」さん編 [ミニトンカチ雑記帖]
っまいど、おおきに!歓迎光臨(いらっしゃいませ)、まつもっくりです!
田んぼに水が入り、蒸し暑さが増してくると、いよいよ夏に向けての準備が始まります。
6月も早や下旬となり、季節は間もなく「夏至(げし)」を迎えます。そう、一年で一番日が長くなる時期。暑くなってくるハズですわ!
さて、今回の記事は、老人ホームさんでの、「出張木工体験」です。
5月下旬のある日、OLさん風の若い女性がまつもっくりの店の前に設置してある掲示板を見ておられました。
「ひょっとして、カントリー家具か何かお探しですか?」と私の方から声を掛けさせて頂きました。
すると、「あの・・・こういう『木工体験』って、出張でやってもらえるんですか?」との事。
↑↑↑ 施設内のホール兼リビングにて木工体験を開催させて頂きました。
実は、その女性(Nさん)は老人ホームの職員さんで、施設のリクレーションとして「木工体験」をやってもらえないか、という内容でした。
つい先ごろ(5/15日)も、プロミスさんにて出張木工体験を行ったところでしたので、二つ返事で「いいですよ!」 とお請けさせていただきました。
↑↑↑車いすの女性にノコギリ指導をする吉田講師(赤いTシャツ姿の男性)。
こちらの施設では、毎月何かのリクレーションをされているのですが、参加者はいずれも女性ばかり・・・。男性にも参加してもらいたいと、常々このNさんは考えておられたようです。
そこで、たまたま通りかかったまつもっくりの掲示板(この時は、 「プロミス木工体験」での様子を掲示してました。) をご覧になって、Nさんの施設でも出来ないかと考えたそうです。
↑↑↑この日は「竹笛(たけぶえ)」作り。よく乾いた竹を短く切り、ナタを使って吹き口を作る様子。
そして、いよいよリクレーション当日。どれだけ参加下さるか、こちらもドキドキわくわくでした。
←久々にノコギリを握ったという男性。ぎこちない手つきで頑張ってくれました。
始まってみれば心配ご無用!女性だけでなく、男性もチラホラ混じって来てくれました。遠巻きに見ている方もおられましたが、こちらとすれば「イベントか何かやっているな・・・」という雰囲気さえ出ればしめたものです!
←リクレーション初参加の男性。キッチリとした性格のようで、ノコギリを挽くのにもこだわりを持っておられました。
職員のNさんにしてみれば、こういう木工体験のようなリクレーションだと男性でも参加しやすいのではないかと考えたようです。
果たしてNさんの予想は的中!普段リクレーションに参加しないような男性も、この日は初めて参加して下さいました。
↑↑↑笛の音が出る位置を一所懸命探している男性。やはり音が出ると、誰しも子供のように喜びますネ!!!
皆さん始めはぎこちない手つきでノコギリを握りますが、慣れてくると少しずつ自分でやってみたくなるようです。
一昔前にはこのくらいの世代の方々には、ノコギリやカナヅチは身近にありふれた道具だったのではないでしょうか。
↑↑↑最高齢(?)の女性も、見事!美しい音色を奏でてくれました。
ところが、最近では身近にそういった道具が無くなってきました。近頃の小学生たちもノコギリやカナヅチを握ったことがない子が多くなってきました。
老いも若きも道具を使って何かを拵(こしら)える事によって、知恵も生まれ、ひいてはこういう施設においては痴ほうの進行を遅らせることができるのではないかとまつもっくりは考えます。
↑↑↑本日のおまけショット。積み木で作った「ピラミッド」。ある女性が一心に積み木を積み重ねておられました。
こういった施設では、使用できる道具も限られてくるとは思います。諸条件・諸制限のある中、職員の方々が一所懸命に介護されている姿には感銘を受けました。
最後にNさん始め職員のみなさま、スタッフの皆様、お疲れさまでした。この場を借りて感謝申し上げます。また機会がありましたら、ぜひお声掛け下さい。
以上、まつもっくりでした~!!!
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