我が家のリフォーム~子供部屋編その②「パインの巾木」 [リフォーム雑記帖]
っまいど、おおきに!歓迎光臨(いらっしゃいませ)、まつもっくりです!
12月も半ばを迎えると、街はクリスマス色に美しく彩られますね。赤や緑、金や銀・・・。
ジングルベルの鈴の音に、道行く人々も心なしかウキウキとしているように見えますネ。
今年も残すところあとわずか。さあ、あと10日もすれば新しい年の始まりです。
さて、今回も「我が家のリフォーム~子供部屋編」です。
↑↑↑父の部屋の押入れを解体し、奥まで見通せるようになった子供部屋。
「大きくなった3人の子供たちに、そろそろ子供部屋を・・・」という事で始まった我が家のリフォーム。
簡単に言うと、『6畳+8畳=14畳』の2部屋を『4.5畳×3部屋=13.5畳』にしようというものでした。
そのためには、既存の押入れを解体し、子供部屋のスペースに充てる必要がありました。
↑↑↑壁が出来上がり、いよいよ部屋らしくなってきました。写真上部には丸太の梁も見えます。
しかし、ただ1つ問題がありました。それは、各部屋の「収納」問題。
平屋(1F)建ての我が家にとって「部屋」のスペースを確保しようと思えば、「収納」部を削らないといけません。
・・・悩んだ挙句、今回工事をお任せした大工の大道(おおみち)さんが一つの答えを出して下さいました。
「屋根裏に収納を持っていったら?」
↑↑↑今回、建具(=扉)の枠もパイン材にて統一しました。建材メーカーの枠とは一味違います。
屋根裏に大容量の「収納」を持っていくことで、収納問題は一挙に解決したのです。(詳しくは、当ブログ「屋根裏収納編」にて。)
そして、いよいよ子供部屋が着々と進んで来たのであります!
←これがパインの「巾木(はばき)」。巾60mm×厚7mmあります。
大工の大道さん(「橘昇工藝(たちしょうこうげい)」代表)は、子供部屋に「手作り感」を出すことにこだわりを持っておられたようです。
上の写真は「巾木(はばき)」と呼ばれる、部屋の床面の周囲をグルリととりまく板状の見切り材(=境目)です。
一般には、建材メーカーの物を使われる事が多いのですが、大道さんは巾木にもこだわりを見せてくれました。
ナント!パイン材を薄くスライスして、巾木にしちゃいました!
↑↑↑部屋の床面に「巾木」を取り付ける大道さん。黙々と作業をこなします。
建材メーカーの巾木なら、安くそしてスピーディーに取り付けることができます。しかし、そこは大道さん。
丸太の梁とパイン材を使った窓枠や収納の部屋には、やはり巾木もパインでないと!
↑↑↑部屋の入隅(いりすみ)部の巾木。うっすらとパインの木目が見えます。
本物の木なので、当然「節(ふし)」や色目の濃い薄いがあります。ですが、それも「味」です。
↑↑↑これにミディアム色の天然素材のワトコオイル塗装を施します。壁と床面の境目がクッキリします。
子供部屋については、丸太や枠類など木部の塗装に関しては私たち「まつもっくり」が担当させていただきました。
工期短縮ということもあったのですが、自分たちも「部屋作り」に参加したい!という強い思い入れがあったからです。
↑↑↑丸太の梁にオイル塗装を施すまつもっくり。「う~ん、なかなかオモシロイ!」
普段は家具ばかり塗装しているまつもっくりですが、「家」の塗装となると面積が違います。
悪戦苦闘しながら、私たち夫婦(おもに嫁ですが)で塗装しました。
↑↑↑ジャ~ン!!!丸太の梁に塗装が施されました。築40年を支えてきた丸太の梁が陽の目を見た瞬間です!
40年間屋根裏に隠れていましたが、これからは子供たちの成長を見守ってくださいね。
↑↑↑40年前の「丸太梁」と、近年の四角い「集成梁」が見事に融合(?)した子供部屋。これぞ曲面と平面のコントラスト!
あとは、壁の塗装と建具(=扉)の取付けを残すのみとなりました。
大道さんのご提案により、建具をまつもっくりで組ませて頂くことになりました。まつもっくりにとっては初の試み。どんな建具になるか今から楽しみです。
いよいよ子供部屋も佳境に入って参りました。年末までにどこまで報告できるか、乞うご期待です。
ますます寒くなって参ります。みなさま、お体にはくれぐれも気をつけて!
以上、まつもっくりでした~!!!
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